使用燃料

米子バイオマス発電所では、燃料として木質ペレット及びパーム椰子殻(PKS)を使用します。

※写真はイメージです。

木質ペレット


木質ペレットは、乾燥した木材を細粉し、圧力をかけ円筒形状に成形した木質燃料です。木材に含まれる成分が熱と圧力で固まるため、粘着剤などは使用せず、全て木材のみで作られています。また運搬や取り扱いが容易であり、乾燥しているのでより大きな発熱量が得られます。

米子バイオマス発電所では、植林や伐採を計画的に行う等の持続的な管理の下で成育される森林資源を原料とする木質ペレットを購入しています。国際的に認知された森林認証制度等により、製造工程から発電所に納入されるまで適切に分別管理されていることを確認しています。

※写真はイメージです。

パーム椰子殻(PKS)


パーム椰子殻(PKS:Palm Kernel Shell)は、パーム椰子の果実からパーム油を搾った後の種子殻です。以前は廃棄物として処理されていましたが、水分含量が少なく、発熱量が高いことから、現在ではバイオマス燃料として有効活用されています。

米子バイオマス発電所では、国際的に認知された認証制度の下で持続可能性が確保されたパーム椰子殻の購入に努めています。
国内外の燃料供給事業者と連携し、パーム椰子殻の発生地及び流通経路の確認に取り組んでいます。
 

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燃料の運搬

木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)は
海外から輸入し
境港に荷揚げされます。

境港で荷揚げ後、発電所へ

境港で荷揚げされた燃料は、専用コンテナに充填・密封され、発電所へ陸送されます。

主要運搬経路